● Hugukumi project
はぐくみプロジェクト
機会はEqual、成果はFairに。
誰もが「学ぶ」「働く」機会を平等にもちうること。成果を公正に分かち合えること。
三和徳育会は、これらを理念に、事業を始めました。
うつろいゆく時代のなかで、一人ひとりがより良い人生を生きられるよう、尊厳を大事にし、一生を通じてその一人ひとりの豊かで健やかな心と体、才能を育んでいく。それが私たちの理念であり、社会への大前提です。
三和徳育会では、この理念をさらに具体化した「はぐくみプロジェクト」を実施してまいります。
「はぐくみ」には4つのテーマがあります。
食育
子どもの手のひらに載る大豆はおよそ100粒。これを自身で土に撒き、育て、収穫し、料理をして食べる。一連の行動から「食の大切さ」「食で命を守ること」「土地や地域との関わり」を学んでもらいます。実際に大豆からできる食品が食肉と代替することで環境がどう変わっていくのかなど、体験します。
服育
こどもが着ている服や靴は、親の愛情の一部です。そんな愛情や思い出が詰まった服を捨ててしまうのはもったいないことです。そんな思いを次に誰かにリレー形式で引き継がれて大事にされていったらどんなに素晴らしいでしょう。それによってこどもたちは「物を大切にすること」も学びます。これが「服育」の一環です。
また、このリレーによって、世界の各地で問題になっている衣類の廃棄処分や、焼却する際の二酸化炭素の排出量を抑制することにも繋がります。アメリカ山では、このサイズアウトするこども服を毎月集めて、プレゼント交換会を催しています。
情育
映画に触れることで、心が豊かになったり、感情が溢れ出てきたり、優しさや思い遣りが育まれます。
私共は、子どもたちの感情を育むことに注力しています。それが、「情育」です。特に幼少期に観た映画やアニメーションは、大人になっても心の中で生き続けています。
三和徳育会では、『子ども映画』として、子どもたちによる映画制作や上映会を行い、情育だけでなく文化も育んで参ります。
『子どもが作る、子ども映画』
私たちは、子どもたちを“子ども”としてではなく、「一人の人権」として対応をしております。
その為、映画制作の撮影機材は、大人顔負けのプロが使うカメラで撮影しました。2022年から、 『子どもたちが作る・子どもたちの映画』として、アメリカ山ガーデンアカデミーに通う子ども達が参加をして、2本短編映画を制作しました。
映画の撮影には、元町ショッピングストリート様のご協力を得て、一作目の【「元町物語」by アメリカ山キッズ】では、店舗や歴史について インタビューをさせていただきました。加えて、二作目の【アメリカ山学童kidsわくわくworking】では、元町ショッピングストリートのお店を手伝うドキュメンタリー映画を制作しました。監督は、映画「太陽と踊らせて」のリリー・リナエ氏が務めました。
こうして、子どもたちが地域に密接することで、街の活性化を図り、子育てしやすい街作りの一翼を担うことにあります。
短編映画 第一作
【短編映画「元町物語」by アメリカ山キッズ映画制作チーム】
2022年制作
撮影協力
協同組合 元町エスエス会
株式会社鈴音
株式会社香炉庵
合資会社宝田商店
株式会社オハラ
フクゾー洋品店
グラドッグ
株式会社スタージュエリーブティックス
株式会社近澤レース店
チェーンタク・ミライ株式会社
株式会社ポンパドウル
株式会社キタムラ
短編映画 第二作
【短編映画「アメリカ山学童kidsわくわくWorking】
2023年制作
撮影協力
協同組合 元町エスエス会
ウチキパン株式会社
ウチキパン
株式会社京急ストア
もとまちユニオン元町店
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド CORNES & COMPANY LIMITED
ジャカディ横浜元町店
株式会社松下信平商店
松下信平商店
株式会社ミハマ商会
MIHAMA
有限会社ヨシダ
YOSHIDA
AMERICAN HOUSE CO., LTD.
The Best Cheesecakes Cafe
心体育
ある作品にふれることで、心が豊かになったり、感情があふれ出てきたり、優しさや思いやりが育まれたりする。今、私たちは感情を育むことにも力を注いでいます。それが「情育」です。特に、幼少期に見た映画やアニメーションは、大人になっても心の中で生き続けています。加えて、映画は守るべき文化でもあります。
アメリカ山では『こども映画教室』として、こどもたちによる映画の制作や映画の上映会を行います。映画制作には、映画監督を招いて本番さな がらの映画撮影も行います。上映会は、 海外、国内の 評価の高い上質な映画を上映します。
「三和徳育会」の名称にも入っている「徳育」の言葉。それは、食育、服育、情育、心体育が備わって、自らの生きがいをしっかりともちながら、誰かの役にも立てる「人徳」のある人に育つという目標です。子どもたちだけではなく、おとなも日々、自分を磨いてまいりましょう。